12.その他(1)
歯は人をつくります 生田 直
女優や歌手を持ち出すまでもなく、歯がきれいな人は表情が豊かで、人々に親しまれ愛されます。
歯に自信があれば人に対しても何の屈託もなく笑ったり、お喋りできるからです。
ところが歯並びが乱れていたり、歯が汚れていると他人に気付かれまいと無意識のうちに口をつぐみがちになります。
必然的に表情が乏しくなり、愛想がないと言われたりします。
本来、人は生まれた時は誰しもきれいな歯を親から授かっているはずです。
成長するに従ってその歯をどう大事に育んでいったか、長じてその差が現れてくるわけです。
歯は「人」をつくると言っても過言ではないでしょう。
だからこそ私たちは「幼い時から歯を大事にしよう」と叫び続けているのです。
歯の治療を快適に受けるために 板東 直子
「痛い」「不快な」との形容詞を連想しがちな歯の治療。ここでは少しでも快適に治療を受けるコツをお教えしましょう。
1.痛い治療の時には積極的に麻酔をしてもらう。
2.痛い時には我慢せず合図をする。(状況をコントロール出来ることを知る)
3.治療の内容や方法を具体的に説明してもらう。
4.普段より腹式呼吸の練習を行い、リラックスする。
5.笑気ガスや他の薬を用いた鎮静法を受ける。
自分の思いを相談することで歯医者さんとの意思疎通が出来れば半分は成功です。
最善の対策は、痛くなる前に歯医者さんで定期検診を受ける習慣をつけることですね。
誤嚥性肺炎について 南 雄三
老人ホームで長期に渡ってブラッシング指導と口腔ケアを行った結果報告があります。
内容は、口腔衛生状態が改善、歯肉炎が治癒し生活に活力が出て、
食事量の増加や他者とのコミュニケーションが良くなったというものです。
注目すべき事に、原因不明の発熱を起こす人が減少したという報告もがあります。
睡眠中は健康な人でも誤嚥が起こり、口腔内の雑菌が肺に侵入しやすくなります。
特に脳血管障害を持つ人などでは咳反射や嚥下反射が低下し、正常な人と比べて誤嚥性肺炎が発症しやすくなります。
原因菌の多くは口腔内常在菌で歯周病菌なども大きな割合を占め事がわかってきました。
口腔内を清潔に保つ事は虫歯や歯周炎のみならず、
老人の直接死因のトップを占める肺炎まで効率的に予防しうる事につながります。
口臭でお悩みの方に 岡本 晴夫
口臭は生理的口臭、心因性口臭、病的口臭に分類されます。
生理的口臭は、病気が無くても自然に生じ、歯磨きや口をゆすぐことで対処できます。
心因性口臭は、実際は口臭がないのにあると思い込んでいる場合で、カウンセリングを中心とした治療をします。
病的口臭は、歯周病などが原因の場合と、蓄膿症や扁桃炎、糖尿病などが原因の場合があります。
口の中が不潔だと、歯周ポケットにいる細菌や舌の表面を覆う舌苔が独特の嫌なにおいを出します。
また、虫歯が原因の場合もあります。
口の中の病気は口臭の原因の八割程度を占めます。気になる方は一度歯科医院に相談して下さい。
歯ぎしりについて 奥舎 良清
歯ぎしりは、睡眠中ときとして覚醒時にも起こり、多くはギリギリと音をたてて歯をこすり合わせるものです。
このことにより歯や歯茎に過大な影響を与えることもよくあります。
自覚症状としては、強いくいしばりのため歯の痛み、頭の痛みなどを訴えることもありますが、
本人が自覚しないことも多いようです。
治療法としては、噛み合わせの調整や自己暗示療法が行われ、
歯ぎしりによる障害を軽減させる処置としては、ナイトガードが用いられます。
人は「は」行で笑ってる 吉原 正明
あなたは口を動かさずに笑えますか? 笑顔は美しさや元気の第一条件、笑いは人生に不可欠なもの。
その笑いは口元が伝えます。
気がついていましたか?
人は「は」行で笑います。ハハハ・・・ヒヒヒ・・・フフフ・・・ヘヘヘ・・・ホホホ・・・。
その時口元からこぼれる健康で美しい「は」行の歯は、とびきりの笑顔を作ってくれます。
発音や表情にもしっかり影響してきます。私たちは健康な歯だから食事をおいしくいただけます。
しっかり噛めば姿勢がよくなり,脳も元気になります。
言葉や空気や食べ物や元気が出たり入ったりする大切な口をしっかり意識して、
毎日楽しく美しく「歯」行で元気に笑ってください。