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13.その他(2)

頑張れ、お母さん!!  杉本 左知子

 「この子、歯磨きが嫌いでさせないんです。どうしましょう?」
 日常診療で低年齢児を診ることの多い私が、よく受ける質問です。 あの年代の決まり文句「イヤ!」「ジブン!」に負けず、根気よく毎日、寝る前に磨いてあげることが大切です。 躾の一環です。
 大人でも逃げ出したくなる歯科診療に、子どもたちは必死に抵抗します。考えてみて下さい。 愛情を持った親に押さえつけられ、歯を磨かれるのと、診療台の上で怖い思いをするのと、どっちがいいでしょうか。
「おやすみ」と私。
「あ、歯みがいてないで」と我が家の3歳児(3男坊)。
「ゴメンゴメン、君も進歩しましたねえ」

白い歯はみだしなみ  古田巌

 歯科は虫歯を治すところという考えが日本では根強く、歯の健康に対する意識が欧米に比べ低いのですが、 数年前より肌の美白ブームとともに、歯を白くする事にも関心が高まっています。
 これは虫歯や歯周病などの治療をした後で行うもので、漂白剤を歯に塗って光を当てる簡単なものです。
 歯を削らずに、歯の表面から施す治療です。
 歯科診療所で歯科医師が行う安全な治療です。
 歯を削らずに白い歯がよみがえります。

学校健診について  中道雄司

 三田市では年に2回、学校健診を行っています。健診で診ることは、 今生えている歯の数、虫歯の有無、処置歯の数、歯列、咬合の異常の有無、顎関節の異常の有無、 歯肉炎の有無と清掃状態などを診ます。
 健診の結果、もし治療や観察の必要な歯や病気があれば、健診後のお知らせ(治療勧告書)の用紙をもらいます。 用紙をもらったら、できるだけ早く学校歯科医か、かかりつけの歯科医へ行きましょう。  歯科医院へ行って、虫歯がもっと多かったり、逆に少なかったりする事もあるかもしれませんが、 それは学校で行う(健診)と歯科医院での(検診)が違うためです。ご了承ください。

知覚過敏のおはなし  浅原隆史

 もうすぐ夏になり、冷たいものがとてもおいしく感じられる季節になりますね。 さてそこで今回は「知覚過敏症」のお話をします。この「知覚過敏症」は、 特に虫歯になっているわけでもないのに、冷たい水やハミガキなどで「ピリッ」とくる痛みの事をいいます。 その原因は、歯ぐきがやせて歯の根が見えている場合や、ハミガキのしすぎなどがあげられます。
 又治療法には、食生活改善、ブラッシング、薬物の塗布等さまざまあります。
 そこで、このような症状がみられた場合には、歯科医師に相談してその原因を十分に理解し、 適切な治療が行えるように心がけましょう。

出来るだけ削らない治療を  板東直子

 ミニマルインターベンション(以下MI)という言葉をご存知ですか。 これは最小の侵襲という意味で、いわゆる「出来るだけ削らず、出来るだけ歯を残す」という新しい概念です。
 MIは診断→処置・管理→予防の順で行われます。 『診断』では虫歯の活動性、なりやすさをチェックしどれだけ虫歯がコントロール可能かを診断します。
 この診断に基づいて、必要な場合は最小限に歯を削って『処置』を行い、 また初期の虫歯で再石灰化が期待できるものに対しては『管理』を行います。
 その後はお家でのホームケアを基本に、必要な場合は歯科医院での専門的なケアを行って、 虫歯の『予防』を図るものです。

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