顎関節症 奥舎 良清
『顎関節症』ってご存じですか。
あまり聞きなれない言葉ですが、顎の運動時の間接の痛み、顎関節の雑音、顎の運動障害を主症状に慢性に経過する症候群を顎関節症といいます。
最近では、子供にも見られるようになったことから学校検診でも検査の対象となっています。
原因には、顎の筋肉の弱さ、姿勢の悪さ、噛み合わせのズレなどがありますがまだまだ未知の部分も多いようです。
予防には、まず顎を鍛え、悪い姿勢を直すことが大切です。
そして、最初の3つの症状がある場合には、一度歯科医に相談してみて下さい。
あごの不快な症状について 生田 直
最近、あごの不快症状を訴える方が多くなってきました。
その症状は多種多岐にわたっています。例えば、あごが思い通り動かず食べ物が噛みづらい。
あごを動かす時、カックン、キシキシなど不快な音がする。
あごの関節に傷みを感じ、口を開けにくいといったものです。
しかも症状はあごの関節ばかりでなく、肩こりとか、腕や指がしびれた感じがするとか、しばしば偏頭痛があり、耳や鼻にも不快な症状を感じる人もいます。
このように大変広範囲にわたり、人によっては軽い症状から、とても耐えられないような重い症状まで、
個人差もかなり強いのが特徴です。気になる人は一度歯科医に相談してみて下さい。
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